債務整理の正式依頼を受けたら、弁護士は受任通知を債権者全員に送ります。 この受任通知によって債務者(依頼者)への請求はストップしますが、保証人がいれば、今度は保証人に請求が行くことになります。 また、受任通知を送る債権者・・・
「債務整理日誌」の記事一覧(3 / 6ページ目)
住宅ローンの金利引下げ特約
住宅ローンを契約する際、銀行のカードローンを契約することを条件に住宅ローンの金利優遇の特典を得られることがあります。 その際、住宅ローンの契約書のほかに、金利引き下げ特約書のようなものを締結しているはずです。 その後、債・・・
貸付金や売掛金について
破産や個人再生など、裁判所を通す債務整理手続きを行う場合、手持ちの財産はすべて報告しなければなりません。貸付金や売掛金もその一つです。 貸付金とは、誰かに貸したまま返してもらっていないお金のことです。 お金を貸した相手が・・・
債務整理を考えるタイミングについて
ご相談にいらっしゃる方のほとんどが、複数の貸金業者から借り入れをされています。はじめのうちは、一時的な金銭が必要となって借り入れをしたり、収入が改善する見込みを元に借り入れをされている方がほとんどですが、そのうちに、返済・・・
受任通知の重要性とお借入先の確認方法
以前、どこからお金を借りていたのか借入先が全く分からない、というご依頼者がいらっしゃいました。 債務整理を受任すると、弁護士は債権者(借入先)に受任通知を送ります。 受任通知とは、弁護士が債務者の代理人となって債務整理を・・・
破産や個人再生手続きで確認が必要になる財産について~有価証券編~
破産や個人再生など、裁判所を通す債務整理手続きを行う場合、手持ちの財産はすべて報告しなければなりません。有価証券もその一つです。 有価証券とは具体的には手形や小切手、株券や転換社債、ゴルフ会員権、出資金などです。これらの・・・
裁判所発行書類は大切に保管しましょう
担当させていただくご依頼者様の中には、様々なご事情により、2度目の破産手続きを選択することになった方々もいらっしゃいます。 2度目となりますと、1度目の破産手続きについての「事件番号」「免責決定を受けた時期」「管轄裁・・・
夫へのカミングアウトはお早めに。
破産者は昭和61年に結婚し、翌年長男が生まれました。 結婚した当初、夫の給料はとても安く、その給料の中でやりくりをし、ぎりぎりの生活をしていました。二人とも預金がなかったので、ショッピング系のクレジットカードA社から生活・・・