紛争の内容さいたま地方裁判所からの依頼を受け、破産管財人に選任されました。 破産管財人とは、破産手続において破産財団に属する財産の管理及び処分をする権利を有する者を指します(破産法2条12項)。 交渉・調停・訴訟等の経過・・・
「管財事件」の記事一覧
生活困窮の理由で借り入れをした方について、自己破産により免責をうけた事例(管財事件)
紛争の内容Aさんは、パート収入のみで子どもを育てながら生活をしていたのですが、自身の収入のみでは生活が苦しく生活費の足しにするためにキャッシングを繰り返すといった生活をしていました。 その後、借金の返済が苦しくなり、当事・・・
弊所弁護士野田が、破産管財人として、マンション投資をした方の破産管財業務を行った事例
主な管財業務の内容複数のマンションを購入し、マンション投資を行った方の破産事件です。負債のすべてがマンション投資の為の借入れでした。 管財業務の内容としては、①破産申立前のマンション売却の価格妥当性、②マンションの賃料収・・・
ホテル会員権投資により多額の債務を負った破産者について破産管財人に選任されたケース(管財人側)
事案の概要知人から外国のホテルの会員権に投資すれば大きなリターンが得られると聞き、当初は借り入れた100万円を投資したが、実際に配当金が入るようになり、自宅マンションを売却した金員等を順次投資したところ、その後、コロナ禍・・・
収入の不安定及びオンラインカジノが原因で総額約500万円を負ったが、無事免責決定が出された事例(管財)
紛争の内容Aさんは、自動車購入や生活費補填のために借り入れをする生活をしていました。その後、転職が続き収入が不安定になったことがきっかけで借入額がより増えてしまい、オンラインカジノに手を出してしまったことで自身の収入のみ・・・
2度目の破産につき裁量免責がなされた事例
紛争の内容アルバイトで生計を立てていた40代男性のAさんは、7年前に借金を返しきれなくなり、自己破産をしていました。 その後、何とか借金をせずに数年過ごしていたものの、仕事のトラブルが続きストレスがたまったことをきっかけ・・・
約1100万円の負債がある人物について、破産管財人として免責調査を行った事例
紛争の内容約1100万円の負債がある人物について、破産手続の開始決定がなされ、裁判所から免責の調査を行うように依頼され、破産管財人として免責調査を行いました。 交渉・調停・訴訟等の経過破産者は、自動車等の購入、ETC代・・・・
弊所弁護士野田が、破産管財人として、代表者の破産管財業務を行った事例
主な管財業務の内容本件は、いわゆる代表者破産です。負債のほとんどが保証債務でしたので、調査も、破産の経緯を確認するなど基本的なものに限られました。 また、本件は、代表者が所有する不動産に、会社の負債の抵当権が付されていた・・・
管財人として破産者の債権回収を行い、破産財団の増殖に成功したケース
紛争の内容詳しいことは割愛しますが、当職は、裁判官の依頼を受け、個人の破産者の破産管財人に就任しました。 調査をしていると、依頼者には、会社に対する未払残業代の請求権があることが判明します。 そのため、破産管財人において・・・
個人の方の自己破産について、裁判所から破産管財人に選任され、管財業務を行った事例
事案の内容破産者の方は、最初は子供の教育費の捻出のために、借り入れをするようになりました。 また、オンラインカジノや仮想通貨に手を出してしまい、負債を大きく増やしてしまいました。 そのため、自己破産手続きの申立てをされ・・・