事案の内容 

依頼者の方(会社員)は、過去に趣味への支出や生活費の補填から消費者金融での借入れを重ねていました。一度は親族等の協力により完済したものの、その後、再び借入れを行ってしまいました。

さらに、負債を抱えた生活を立て直そうとする中で、無店舗販売事業を名目とした投資詐欺の被害に遭い、多額の借入れを行ってしまいました。

その結果、12社・約1000万円もの負債を抱え、自力での返済が不可能な状態となりました。

事案の経過 

本件は負債額が大きく、趣味への支出や詐欺被害に伴う借り入れという事情もあったため、「破産管財事件」になると想定してご依頼を受けました。

受任後、弁護士はすみやかに受任通知を発送して督促を止め、依頼者の方へ毎日の家計簿作成を指導しました。また、詐欺被害に遭った詳細な経緯や反省の姿勢について、申立書に丁寧に記載しました。

破産管財人との面談にも弁護士が同行し、過去の反省と生活再建に向けた姿勢を説明しました。

本事例の結末 

最終的には、裁判所から無事に免責許可が下りました。

負債の支払義務が免除され、無事に再出発を図ることができました。

本事例に学ぶこと 

借金問題に加えて詐欺被害にも遭ってしまうと、焦りや絶望感から一人で抱え込んでしまいがちです。しかし、過去に浪費や詐欺による借入れがあったとしても、真摯に原因と向き合い、家計の見直しや適切な手続を踏むことで、免責が認められる可能性は十分にあります。

問題が深刻化する前に、できるだけ早く弁護士へご相談ください。

弁護士 赤木 誠治