紛争の内容
女性Aさんからの、債務整理の依頼でした。夫に精神疾患があり、自分も疲れてしまって、食事がほとんど外食ということで、給料以上の出費を長年続けていました。

気づいたら自転車操業状態で、10社から400万円程度の借金をしていました。

交渉・調停・訴訟等の経過
相談の結果、破産しかないということになり、破産申立をしました。

「浪費」にあたる可能性がありましたが、家計簿を提出したほか、丁寧に事情を説明して、夫の病状も説明しました。

その結果、浪費とは判断されず、管財人はつきませんでした。

本事例の結末
同時廃止により、破産が終結し、無事に免責許可をえることができました。

本事例に学ぶこと
浪費かどうか微妙な事案もありますので、当事務所にご相談ください。

弁護士 申 景秀