
債務整理をする場合は、破産でも再生でも家計をつける必要があります。それは、裁判所に提出するために必要だから、ではありますが、同じ轍を踏まないためにも必要です。生きていく上でも、毎月の家計(収支)の把握は大切です。
それでは、毎月固定費がいくらかかっているのか、まず書き出してみましょう。
家賃(住宅ローン)、光熱費(電気ガス水道電話)、Wi-Fi、学費・仕送り、給食費、固定資産税・自動車税(12で割って計上)、保険料、子の習い事、サブスク等そのほか毎月ほぼ決まって出ていくもの。
収入から固定費を差し引いた残りで、食費、交際費、娯楽費などの生活費を捻出します。
収入が少なければ収入を増やす道(ダブルワーク、妻に働いてもらう等)を模索し、支出を減らす努力も必要になります。固定費を引いた残りで生活ができるようにしなければなりません。自分の毎月の収支(特に支出)を把握しましょう。
収入が支出を上回っていれば、当然問題は生じません。数か月に一度マイナスになっても問題はありません。長いスパンで家計は見る必要があります。
毎月、あなたの自由になるお金はいくらありましたか?