弊所では、債務整理(自己破産、個人再生)のご依頼を頂いた直後から家計簿を作成していただき、毎月ご提出いただいています。
 裁判所に自己破産・個人再生の申立てをする際に、必ず家計簿を提出する必要があるという理由のほかに、家計を見直すという意味で、有効な事ではありますが、毎日家計簿をつけるとなると少しプレッシャーがあります。そこで、私のおすすめの家計簿のつけ方は、以下のとおりです。
 なお、弊所ではご依頼いただいた方に、毎日の支出が書き込める家計簿用紙、エクセル書式をお渡ししています。

【一週間単位で家計簿つける】
 
①レシートなどの領収書は、一週間分を大まかに(食費、日用品、医療費、被服費、ガソリン代などに)仕分けしてクリアフォルダーや封筒に入れておく。

②週末など一週間に一度、家計簿に上記①の支出を書き込む。

③家賃、住宅ローン、駐車場代、光熱費、インターネット料金、保険料などの固定費の支払いを、月末(または家計簿締日)に通帳などで確認して家計簿に記入する。

※最初は家計簿作成に慣れず、少し手間に感じることもありますが、作業自体はすぐに慣れ、家計全体の状況が見えてきます。
   
 ※毎月の収入の範囲内での各費目の大まかな予算を決め、一週間単位で達成できたかどうかを確認できると、さらに良いです。

 ※毎月少しずつ余剰を出し、急な出費や年払いの自動車税、固定資産税などの準備金に充てましょう。