紛争の内容

相談者の方は、4年前ころから借金をしてまで競馬に夢中になり、借金の返済ができないほど借入金の金額がふくらんでしまい、弊所に相談するに至りました。

交渉・調停・訴訟等の経過

競馬を始めて10数年経ち、なぜ借金までして競馬に賭けるようになったのか詳細に話しを聞きました。そして、弁護士に依頼をしてからは絶対に競馬をやらないことを約束してもらい、安定した家計をつけるよう心がけてもらいました。

申立てを行うにあたっては全てを正直に書き、破産管財人面談においては全てを隠すことなく説明してもらうようにしてもらいました。

本事例の結末

(裁量)免責が認められ、借入金の返済義務から免れることができました。

本事例に学ぶこと

人間誰しも程度の差はあれ間違いを犯します。裁判所は、過ちを絶対に許さないという硬直的な運用をしていません。ただ、きちんと過去に向き合って、隠すことなく説明し、反省している姿を見せることで、裁判所は破産者を許してくれる傾向にあります。

本件でも、良くないことをしてしまった過去は全て隠すことなく説明し、将来に向けて同じような過ちを起こさないことを誓ったことで、最良の結末を迎えることができました。

弁護士 平栗 丈嗣