紛争の内容

ご依頼者の方は、クレジットカードを作ってしばらくの間は、適度にショッピングで利用していました。
しかし、引っ越しの際の想定外の出費、趣味への出費の増加、リボ払いの利用等により、負債額が増えていきました。
コロナ禍での会社退職を機に、いよいよ弁済が困難になり、法テラスでの相談を経て当事務所にご依頼されました。

交渉・調停・訴訟などの経過

債権者は4社、債権総額は約450万円でした。
免責不許可事由となり得る事由は特段無かったこと、そして、管財費用の工面が困難であったことから、同時廃止事件として裁判所に申し立てました。

本事例の結末

本件は同時廃止となり、免責されました。

本事例に学ぶこと

本件は、ご依頼者の方が書類の提出等に協力的であったため、ご依頼から約3か月で裁判所へ申し立てることができました。
ご依頼者の方も、無事次の就職先も決まり、再出発をすることができました。

弁護士 赤木誠治