事案の概要 親族が経営する会社が銀行からの借入れを行う際に保証人となり、自宅に抵当権を設定した、その後、会社の経営に問題はなかったが、近年、海外の同業との価格競争に巻き込まれたことから経営が傾くようになり、とうとう会社が・・・
「管財事件」の記事一覧
2回目の破産で約380万円の負債のある方について、破産管財人として免責調査を行った事例
紛争の内容20年以上前に破産をしたことがあり、約380万円の負債を作ってしまったという理由で、もう一度破産の申立てをした人について、破産管財人として免責調査を行うように裁判所から依頼を受けました。また、この方は、債権者か・・・
個人事業主としての飲食店経営が配偶者の体調不良により立ち行かなくなり破産手続が申し立てられた事案について破産管財人に選任されたケース(管財人側)
事案の概要配偶者とともに飲食店経営を開始した、コロナ禍等あり運営が芳しくない状況が続いたが何とかやり繰りをしていた、その後、配偶者が体調不良で入院等を繰り返すようになり返済等も難しくなったため自己破産手続の申立てを行った・・・
約440万円の負債がある方について破産の免責が認められた事例
紛争の内容約440万円の負債がある方から債務整理の相談を受けました。 飲食代、旅行代金の払い過ぎが原因で負債を形成してしまったため、破産法第252条1項4号の浪費による免責不許可事由がありました。 もっとも、現在はこのよ・・・
破産手続開始申立てに不備があった事件において、破産管財人として整理の上で無事手続を完了した事例
紛争の内容破産者は事業に失敗して借入金の返済をすることができず、破産手続開始申立を行いました。 交渉・調停・訴訟等の経過破産者が依頼した申立代理人弁護士の申立て書類にはあまりにも多くの不備があり、破産管財人である私がまず・・・
個人の方の自己破産について、裁判所から破産管財人に選任され、管財業務を行った事例
事案の内容破産者の方は、趣味の物品や旅行を繰り返した結果、徐々に負債が増えていってしまいました。 また、借金の返済に充てるために、クレジットカードで購入した電化製品などを転売して現金を作っていった結果、急激に負債が増大・・・
浪費(ギャンブル)が原因で総額約400万円を負ったが、無事免責決定が出された事例(管財)
紛争の内容Aさんは、浪費(ギャンブルなど)や生活費補填のために借り入れをする生活をしており、いよいよ返済困難と感じ、今回債務整理の相談にお越しいただき、依頼に至りました。 浪費=「免責不許可事由」に該当することから、免責・・・
事業に使用する目的で2750万円の負債を作った人について、破産管財人として免責調査を行った事例
紛争の内容裁判所から、破産者を免責にして良いかを、破産管財人として調査するよう依頼されました。 事件記録を読んで、亡き夫が営んでいた事業のために、友人である個人から2770万円を借りた後、返済をすることができなかったとい・・・
【破産管財人レポート】誠実な対応が鍵!管財業務を経て、多額の負債から解放され再出発へ
自己破産手続において、一定以上の財産がある場合や、免責不許可事由の調査が必要な場合などには、裁判所から「破産管財人」が選任されます。破産管財人は、裁判所の監督のもと、破産者の財産を調査・管理し、債権者への配当や、免責を許・・・
弁護士に破産手続開始申立ての依頼をする前に、多額の換金行為を行ってしまったにもかかわらず、免責許可を得ることができた事例
紛争の内容依頼者は長年にわたり、生活苦を理由に借り入れを行って生活を回し、借り入れをして借入金を返す、という生活を長きにわたって行っていました。健康上の理由から収入が途絶え、換金行為をして借入金の返済をしましたが、どうに・・・