財産を把握するのに重要な要素となる預貯金口座ですが、最近はネット銀行に限らず、通帳レスの口座やネットバンキングに対応している口座が増えました。

先日20代後半の方から「通帳は持ったことがない。親のものを見たことはあるが自分で記帳というものをしたことがない」とお聞きし、驚きつつも納得したものです。

ネットバンキングは、

・ATMの機械へ出向かずに残高や入出金履歴の確認・振込等ができる

・必要なタイミングで情報をプリントアウトできる

など、とても手軽で便利です。ただその反面、

・IDやパスワードを忘れると口座にログインできず使えなくなる

というリスクもあります。

特に「携帯電話や自宅パソコンの買い替え・機種変更」をきっかけに、今までできていたログインができなくなるケースが多いようです。

初回登録時に入力以降、そのとき記憶させたもので自動ログインを続けていたため、まっさらな状態からいざID・パスワードの入力を求められたときにすっかり忘れてしまっている…というパターンですね。

ご自身の大切な資金を守るため、IDやパスワードの失念にはお気を付けいただければと思います。