カフェラテ1杯程度の少額な支出が習慣化して、家計を圧迫する現象をいいます。

例えば、コンビニのついで買いや自販機の飲み物、ATM手数料、スマホのゲーム課金やサブスク代等のことです。

これらの小さな出費は、積み重なると大きな出費になり、資産形成の妨げになるため、支出を見直すことがとても大事と言われています。

まずこのラテマネーを把握することから始めましょう。無意識に使っている少額の出費をリスト化します。そしてそれらが本当に必要な出費かを検討してください。

習慣で買っているもの、食べているものが本当に必要なものか、本当に食べたいものかを考えて、必要でないものは控えます。ダイエットにもなりそうですね。

一週間や一か月の予算を決めて、その範囲内で支出を管理するのも、ラテマネー把握にはよいと思います。支出を意識的に管理することが必要です。

破産や再生をする場合、依頼者にはまず家計をつけることをお願いしています。もちろん、裁判所に提出するために必要なことなのですが、家計をつけることでこのラテマネーを把握することもできます。本当にこまごまと結構あるということに気づきます。

将来の自分のためにも、ラテマネーを意識して出費を見直してみませんか?