
ひと昔前は「生きていく」ためにやむなく借入をして自転車操業をしている債務者をたくさん見ました。
新型コロナウィルスが流行した後3~4年ほど前は、仕事が減って何とか回してきたお金がショートして、というご相談が多くありました。
そして最近では、生活を潤わせるための「推し活」にお金をつぎ込んでしまう債務者(浪費です)や、YouTubeで簡単に稼げそうだからと暗号資産・FX・オンラインカジノなどに安易に手を出して借金を作ってしまう債務者(射幸行為にあたります)を多くみかけます。
なお、コロナの時期に在宅勤務になったり、自宅待機になったりで自由な時間が増え、FXやオンラインカジノ、仮想通貨に手を出して借金が増えたという方も多くみられました。
お金を用意するために親や親戚に頭を下げることもなく、スマホをポチッとすれば簡単にお金が振り込まれます。借金をすることに対するハードルの低さや抵抗感は。昔と今とでは全然違うのかもしれません。